初春公演の感想

先週、文楽の初春公演を見てきた。

大阪に通い始めてもう5~6年になるかと思うが、土日ということもあり結構込んでいた。びっくりしたのが、客席最後列にパイプ椅子でびっしり増席していたこと。なんかいきなり団体客でも入ったんだろうかね?

 

あと、勘十郎氏らが、終演後に2階ロビーで客に挨拶(記念撮影もOK?)していたのが目立った。

 

勘十郎氏は、まちがいなく現在の文楽界でスターシステムを導入するならば、風貌・人格・実績・血筋のバランスからして1番に祭り上げられるべき人物であり、そういう人物が積極的にファンサービスに動き始めたことは、率直に評価してよいと思う。

 

あと、珍しく人形遣いの3人出遣いを見れた。楽器演奏する場合、左遣いも相当大変なはずで、吉田一輔氏の活躍を見れたのはよかった。